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THE PROFESSIONALS 公認会計士

〈 The Professionals Interview 〉

元阪神タイガースの投手
公認会計士の奥村武博さんに聞く
公認会計士とは何をする人か

公認会計士 奥村武博さん

公認会計士  奥村武博さん

公認会計士は医師や弁護士とともに3大国家資格と言われ、プロフェッショナルの代表です。公認会計士の専門分野は、会社の数字、つまり会計数字です。会社が自分たちでつくった自分の成績表(財務諸表と言います)が正しいかどうかを判断するのが仕事です。この一連の作業を監査と言います。監査は公認会計士だけに許された仕事で、上場企業や大企業などは監査を受けなければなりません。監査の現場では経理担当者や会社経営者など、特定の人としか接点がないことから、一般的にはあまり知られていません。しかし、公認会計士は、会計数字を駆使して、資本主義経済でなくてはならない重要な役回りを担っています。さらに会計数字は、日本国内だけではなく世界中のあらゆる業界、業種で活用されているグローバル・ビジネスの世界共通言語なのです。だから、会計数字のプロである公認会計士の英語表記、Certified Public Accountant通称「CPA」は、世界中で通称として通用するのです。

私が公認会計士を目指したわけ

子どもの頃の夢は「プロ野球の選手になる」ことでした。小学2年から少年野球のチームに入りました。土岐商業高校3年の秋、1997年プロ野球ドラフト会議で阪神タイガースから6位で指名されました。夢は実現したのです。でも、私のプロ野球人生は5年で終わりを告げ、深い考えもなく飲食業で働き始めました。そのときに彼女(今の奥さん)から差し出された1冊の本が公認会計士との出会いでした。その本は資格ガイドのようなもので、彼女は将来の不安に真剣に向き合い、視野を拡げるために渡してくれたのです。公認会計士という職業を知ったときの衝撃を今でもよく覚えています。商業高校時代に取った簿記2級の延長線上にあるビジネス資格の最高峰、そして数字の世界。野球では打率、防御率など全ての成績が数字で表されます。スポーツ選手も数字の世界に生きているのです。スポーツの練習や試合を通じて培ってきたことが勉強でも活かせると感じました。しかも2年後には受験資格が変わり、誰でも受験できるようになることが決まっていました。まさに運命を感じました。そして真剣に「公認会計士になってスポーツ選手のサポートをしたい」と考えるようになりました。「プロ野球の選手になりたい」という夢がかなっても「活躍できなかった」反省から、今回は目標をしっかりと定めたのです。

  • 阪神タイガース時代の奥村さん(写真提供月刊タイガース)
    写真提供月刊タイガース
  • 阪神タイガース時代の奥村さん(写真提供月刊タイガース)
    写真提供月刊タイガース

これまでの仕事、これからの仕事

試験に合格して4年間、監査法人で正社員として働きました。今は、監査法人の非常勤職員、税理士法人のスーパーバイザー、アスリートデュアルキャリア推進機構の代表理事として、自分の夢の実現に向かってチャレンジを始めました。

私の夢は2つあります。1つは、アスリートやスポーツ関連団体に対する会計・税務サービスを通してスポーツビジネスに関わっていくことです。この夢は既に実現に向かっています。税理士法人でプロスポーツ選手やオリンピックのメダリストなどに対してファイナンス・プランニングや節税対策などのアドバイスを始めたのです。もう1つは、現役アスリートに対するデュアルキャリアの啓蒙、つまり引退後のキャリア形成のためのサポートをすることです。そのための一般社団法人を立ち上げ。活動を始めました。双方ともに、公認会計士の資格と知識、元プロ野球選手から公認会計士になったというキャリアを活かした仕事です。それがプロ野球選手から、初めて公認会計士になった私の使命だと思っています。

公認会計士として働くことで、将来を大きく拓くことができます。監査法人で働くこともできるし、コンサルタントの道もある。そして私のように監査法人の非常勤・税理士法人・スポーツビジネスへの関与という自由な働き方もできるのです。自分で自分のキャリア選ぶことができることも公認会計士の大きな魅力です。将来の可能性は無限大です。さあ、あなたは「将来、何をどうしたい」ですか?公認会計士へのチャレンジはあなたの夢の実現のための大きな力になるに違いありません。

あなたも公認会計士になって夢を実現しませんか?

仕事の広がりは無限大
公認会計士はあらゆる業界に様々な関わりを持つことができる

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公認会計士  奥村武博さん

岐阜県立土岐商業高等学校卒。1997年阪神タイガースに投手として入団。2002年退団。2013年公認会計士試験合格。2014年優成監査法人入所。2015年日本公認会計士協会準会員会東京分会幹事、2016年日本公認会計士協会準会員会統括代表幹事。現在は一般社団法人アスリートデュアルキャリア推進機構の代表理事、株式会社・税理士法人オフィス921のスーパーバイザー。著書『高卒元プロ野球選手が公認会計士になった!』

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