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THE PROFESSIONALS 税理士の仕事

〈 その道のプロからお話しを聴く 〉

01中小企業向け経営コンサルティング

TOMA税理士法人  代表社員 税理士 市原 和洋(いちはらかずひろ)

2003年入社。主に中小企業に対する節税及び資金繰り対策の他、事業承継対策、M&A等、経営全般に関するアドバイザーとして広く活躍中。また、豊富な経験を生かし、法人会、商工会議所等での講演も多数行っている。2017年10月1日、TOMAコンサルタンツグループの理事長に就任。

TOMA税理士法人 副理事長 税理士 市原 和洋(いちはらかずひろ)氏

中小企業とは

日本の会社の99%は中小企業が占めています。『中小企業』という言葉にどのようなイメージを持ちますか?おそらく小さな会社をイメージする方が多いと思います。確かにそうした会社も多いのですが、大企業と変わらないような技術や世界シェアを持った中小企業もたくさんあります。平成27年度の中小企業白書によると中小企業は実に雇用の約70%、GDPの約60%を創造しているのです。大企業のような知名度はありませんが、日本経済を支える極めて大きな役割を担っています。中小企業の経営者の相談相手は、一般的に金融機関と税理士だと言われます。ところが金融機関は、時として交渉相手になります。例えば、資金繰りに困った中小企業が、金融機関に融資を申し込むときです。双方とも、より有利な条件を目指して交渉します。企業の業績が良くないと、融資をしてもらえないこともあります。金融機関も株式会社である以上、いつも中小企業の立場で物事を考えるわけにはいかないのです。ところが、税理士は常に経営者の立場に立つことができます。ですから、一番の相談相手は税理士と言えるではないでしょうか。税理士への相談は会計税務関連だけではありません。その内容は、企業の業種・業態・業暦等に応じて異なりますが、変わらないことは企業が存続することは大変だということです。私たちは「100年企業」を創り続けることを目標としてコンサルティング・サービスを提供しています。

中小企業経営者との約束

TOMA税理士法人のお客様の多くは、従業員20人~300人の会社です。この規模の会社は日本の会社の10%程度を占めます。まず、最初に会社と契約を結びます。契約にあたってTOMA税理士法人は「お客様へのお約束15ヶ条」の宣言をします。そのほとんどは私たちが提供するサービスに関するものです。「業務報告書を必ずお渡しします」「グループの総合力でお客様とともに経営課題を解決します」などという業務内容に関するものから、「『ありがとう経営』を実践します」や「お客様の笑顔のために努力します」という私たちの心意気まで様々な内容です。ただ「法令遵守(コンプライアンス)を実践します」は、私たちだけでなく、相手の会社にも守っていただく項目です。私たち税理士は、経営者の方々と信頼関係をもって、時には一生涯のお付き合いをします。信頼関係を築き上げるための基礎となるのが、この約束事なのです。私たち税理士は、常に経営者に寄り添って職務を遂行します。しかしながら経営者なら誰でも味方をするかと言うとそうではありません。私たちは、法令を遵守できない経営者や税理士を脱税の指南役だと考えている経営者との契約はお断りしています。

経営支援コンサルティング

会計情報にはあらゆる経営情報が詰まっています。その経営情報を分析し、企業の経営に役立つアドバイスをするのが私たちの仕事です。内容は、大きく「業績改善」と「成長支援」の2つです。試算表などから会社の隠れた課題を抽出し、経営者とその課題を共有し、計画と実行そして検証をして、計画を再度立て直し、また実行と検証を繰り返します。毎月の売上高も過年度比較や他社比較などをして、改善案を考えます。商品別や得意先別の損益を計算して、利益が出ていない商品の販売見直しや得意先の取捨選択などを促すことすらあります。こうした実務は税理士の受験勉強では学習しない分野ですね。

企業の業績は、損益計算書を見れば判断できます。経営者も損益計算書中心に物事を判断しがちです。私たちの役割は、損益計算書に加えて、貸借対照表、キャッシュフロー計算書等に基づいた「財務諸表」を作成し、分析、報告することです。例えば、業績の好転が、貸借対照表にどのような影響を及ぼし、株価にどう反映されるのかを報告します。公開企業だと、株式の価格が上がることは悪いことではありません。しかし、私たちのお客様のほとんどは、株式を公開していない同族経営の会社です。こうした会社では、オーナー一族が株式を保有しています。経営者が高齢であれば会社の引継ぎを考えなければなりません。会社を引き継ぐことを「事業承継」と言います。会社を引き継ぐということには株式の引き継ぎも含まれます。会社の株価が高くなればなるほど、事業承継時の税額も高くなるのです。そうしたことを予測してアドバイスをするのが私たちの仕事です。事業承継の時期を含めて、最善の方法を経営者と話し合います。

人対人の信頼関係

中小企業のコンサルティングでは、経営者に直接お会いし、お話を聞き、アドバイスをします。企業を訪問した際、いきなり会計税務の話をすることはありません。大切なことは、信頼関係を築き上げることです。ここでいう信頼関係とは、経営者と税理士としての関係ではなく、人対人の信頼関係のことです。ですから、私たちにとって、コミュニケーション能力は税理士としての専門知識以上に大切な資質です。興味をもって他人の話を聴くことができる人、人の役に立つことが好きな人、明るく・楽しく・元気に・前向きな人。そんな方がこの仕事に向いていると思います。TOMA税理士法人は、中小企業庁認定の『経営革新等支援機関』として中小企業を支援しています。私たちのコンサルティングを受けると、お客様の企業は金融機関からの融資に際して信用保証協会に支払う保証料の割引などのメリットがあります。一方、私たちは、従来以上の責任を持って仕事をしなければなりません。私たちが誤った分析をすると最悪の場合には、企業が倒産する可能性すらあるのです。ですから、いつも真剣勝負です。それだけに感謝される仕事です。私たちの仕事の最高の醍醐味は、真剣に戦っている経営者から、本気で感謝されることだと思います。私たちは税理士として、日本が元気になること=中小企業が元気になること=中小企業が納税の義務を果たすことを目標に毎日真剣に戦っています。


TOMA税理士法人
TOMAコンサルタンツグループ株式会社

設立
1982年12月
所在地
〒100-0005
東京都千代田区丸の内1丁目8番3号
丸の内トラストタワー本館3階
Tel:03-6266-2555
Fax:03-6266-2556
代表者
理事長 市原 和洋(税理士)
従業員数
200名
事業所
静岡、シンガポール(アジア統括)、ロサンゼルス(アメリカ統括)
事業内容
税理士業務全般・経営コンサルティング、事業財産承継・資産運用コンサルティング、財務経営コンサルティング、人事労務コンサルティング、企業再生・財産活用コンサルティング、ITコンサルティングほか
経営理念
『明るく・楽しく・元気に・前向き』なTOMAコンサルタンツグループは、本物の一流専門家集団として社員・家族とお客様と共に成長・発展し共に幸せになり 共に地球に貢献します
人財育成理念
社員・家族の幸せづくり優先がお客様の幸せづくりへの近道
ビジョン
日本一多くの100年企業を創り続け1000年続くコンサルティングファームになります

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