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米国公認会計士のお仕事

〈 The Professionals Interview 〉

世界最先端の知識を先取りする会計はビジネスの世界共通語

PwCあらた有限責任監査法人 河合悠子さん

樫村信行さん  慶應義塾大学経済学部卒業

グローバル企業のCFO

アリアンツ火災海上保険株式会社は、ドイツのミュンヘンに本拠を置くグローバルな企業物件に特化した損害保険を扱う日本法人です。日本では約100 人が働いています。東京オフィスでは、ドイツ人をはじめシンガポール人、フランス人、中国人、ペルー人と多国籍な社員と一緒に働いています。アジアを統括しているシンガポールの財務本部の上司はイギリス人ですが、インド人やマレーシア人のスタッフもいます。コミュニケーションの世界共通語は英語で、ビジネスの世界共通語は会計だとよく言われます。本当にその通りで、言葉も文化も異なるメンバーですが、今は当たり前のように一緒に働いています。保険業界の会計は、IFRS** に徐々にシフトしつつありますが、米国会計がわかることで大きなメリットがあります。言葉だけでなく、基本的な考え方などで共通点が数多くあるのです。

日本企業の海外子会社のCFO

米国公認会計士の勉強を始めたのは1996年で、1998年に合格しました。当時は東京海上火災保険に勤務していました。合格した翌年、1999年にメキシコの現地法人に、2002年には、より組織の大きなインドネシアの現地法人にともにCFOとして赴任しました。メキシコとインドネシアの会計はU.S.GAAP*** にとてもよく似ていました。おそらく米国公認会計士試験に合格したことで、この海外駐在のチャンスがめぐってきたものだと思います。東京海上火災を早期退社した充電期間中に、アリアンツからオファーがあったのも米国公認会計士試験に合格したという書類上のインパクトが大きく影響していると思います。

世界をリードする米国ビジネス

米国のビジネスは世界をリードしています。そのため、他の国々に先んじて新たな会計原則が生まれています。つまり米国公認会計士の勉強は世界の最先端の知識を先取りするということなのです。ビジネスだけでなく、個人の資産運用のノウハウも学ぶことができます。おまけに英語力も向上します。私は米国公認会計士の勉強をして良かったと思っています。

メキシコに駐在していたときに、娘が生まれました。その娘は今、コネチカット州の学校に通っています。英語も完璧ですし、米国の文化に馴染んでいます。これも海外駐在のチャンスがあったからだと考えています。おかげで高額な学費を支払っています(笑)ので、あと数年は頑張って働こうと思っています。

樫村 信行さん

東京都出身 慶應義塾大学経済学部卒業 ニューヨーク大学スターン・スクール・オブ・ビジネスMBA(ファイナンス専攻)。東京海上火災保険株式会社(現東京海上日動火災保険株式会社)を経て、2013年10月よりアリアンツ火災海上保険株式会社取締役最高財務責任者ファイナンス本部長。東京海上火災保険では、メキシコ、インドネシアの現地法人のCFO*を経験。

*CFO:Chief Financial Ocer 最高財務責任者
**IFRS:International Financial Reporting Standards 国際財務報告基準
***U.S. GAAP:U.S. Generally Accounting Principles 米国の一般的に認められた会計原則

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