- TOP
- 「会計士の転職」「税理士の転職」を考えるコラム
- 会計士の転職先・転職市場動向
「会計士の転職」「税理士の転職」を
考えるコラム仕事の探し方と働き方
考えるコラム仕事の探し方と働き方
会計士の転職先・転職市場動向
日本の公認会計士は試験合格者を含めて約4万人です。その約40%がBIG4、約5%が中小監査法人で働いています。また、2018年12月時点の組織内会計士は1,745名と約5%です。半数の会計士は、それ以外の働き方をしているということです。会計士のキャリアは十人十色。本コラムでは、個性的な会計士の「生き方」に触れていきます。
女性会計士は15%から30%へ増加する?
3月8日は国際女性デー。
婦人参政権を求めるデモが1904年にニューヨークで行われたことが起源といわれています。
イタリアでは「FESTA DELLA DONNA(フェスタ・デラ・ドンナ=女性の日)」とされ、
女性に感謝を込めて、母親や妻、友人、会社の同僚などに愛や幸福の象徴でもあるミモザを贈る「ミモザの日」といわれます。
世界銀行による調査では、経済的な権利を巡る男女格差において、
日本はコロンビア・ベトナムと並び80位で前年より6つ順位を落としたそうです。
日本の女性の賃金は男性よりも24%少なく、
OECD加盟国平均の13%と2倍程度の差が開いています。
国会議員の女性比率は、
・衆議院議員が9.9%
・参議院議員が22.6%
となっています(2021年3月1日時点)。
厚生労働省の「雇用機会均等基本調査(2019年度)」によれば、
企業管理職の女性比率は、
・部長クラスで6.9%
・課長クラスで10.9%
です。
会計士業界はどうでしょうか?
2018年12月末日時点の公認会計士協会 会員・準会員37,243人のうち、
女性は5,796人(15.6%)となっています。
また、2019年度公認会計士試験合格者の女性比率は23.6%です。
日本公認会計士協会は女性会計士活躍促進のためのKPIとして以下の2点を掲げています。
・2048年度(公認会計士制度100周年)までに会員・準会員の女性比率30%
・2030年度までに公認会計士試験合格者の女性比率30%
ところで、EY新日本有限責任監査法人では2019年に初の女性理事長が誕生しました。
デロイト トーマツ グループは、グループ内の多様な働き方支援策として、
企業内保育園を2018年4月に開園しました。
監査法人全体に女性ボードメンバーは3名、
監査事業本部の女性パートナー・ディレクター比率は10%、女性管理職比率は20%です。
PwC Japanグループの女性職員比率は、33.2%。
女性パートナーは8.8%、
マネージャー・ディレクターは17.4%、
アソシエイト・シニアアソシエイトは42・0%です。
あずさ監査法人の女性比率は約30%。
パートナー・ディレクターの女性比率は5.6%、
シニアマネージャー・マネージャーが15.0%となっています。
上場企業と比較した場合、監査法人・税理士法人は女性が活躍しやすい環境といえるでしょう。
受験生の女性比率を勘案すると、2030年には女性パートナーの人数はもっと増えるのではないでしょうか。
婦人参政権を求めるデモが1904年にニューヨークで行われたことが起源といわれています。
イタリアでは「FESTA DELLA DONNA(フェスタ・デラ・ドンナ=女性の日)」とされ、
女性に感謝を込めて、母親や妻、友人、会社の同僚などに愛や幸福の象徴でもあるミモザを贈る「ミモザの日」といわれます。
世界銀行による調査では、経済的な権利を巡る男女格差において、
日本はコロンビア・ベトナムと並び80位で前年より6つ順位を落としたそうです。
日本の女性の賃金は男性よりも24%少なく、
OECD加盟国平均の13%と2倍程度の差が開いています。
国会議員の女性比率は、
・衆議院議員が9.9%
・参議院議員が22.6%
となっています(2021年3月1日時点)。
厚生労働省の「雇用機会均等基本調査(2019年度)」によれば、
企業管理職の女性比率は、
・部長クラスで6.9%
・課長クラスで10.9%
です。
会計士業界はどうでしょうか?
2018年12月末日時点の公認会計士協会 会員・準会員37,243人のうち、
女性は5,796人(15.6%)となっています。
また、2019年度公認会計士試験合格者の女性比率は23.6%です。
日本公認会計士協会は女性会計士活躍促進のためのKPIとして以下の2点を掲げています。
・2048年度(公認会計士制度100周年)までに会員・準会員の女性比率30%
・2030年度までに公認会計士試験合格者の女性比率30%
ところで、EY新日本有限責任監査法人では2019年に初の女性理事長が誕生しました。
デロイト トーマツ グループは、グループ内の多様な働き方支援策として、
企業内保育園を2018年4月に開園しました。
監査法人全体に女性ボードメンバーは3名、
監査事業本部の女性パートナー・ディレクター比率は10%、女性管理職比率は20%です。
PwC Japanグループの女性職員比率は、33.2%。
女性パートナーは8.8%、
マネージャー・ディレクターは17.4%、
アソシエイト・シニアアソシエイトは42・0%です。
あずさ監査法人の女性比率は約30%。
パートナー・ディレクターの女性比率は5.6%、
シニアマネージャー・マネージャーが15.0%となっています。
上場企業と比較した場合、監査法人・税理士法人は女性が活躍しやすい環境といえるでしょう。
受験生の女性比率を勘案すると、2030年には女性パートナーの人数はもっと増えるのではないでしょうか。
コンサルタント紹介
転職サポートサービス
転職サポートサービス
企業への応募から内定まであなたの就職・転職をサポートするサービスです。個別相談は会計業界に特化したコンサルタントが担当いたします。
サービス案内 転職サポートサービス登録 (無料)