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THE PROFESSIONALS 税理士の仕事

ワンストップ・コンサルティング

中小企業の経営を総合的に支援する

税理士と金融機関は中小企業経営者の最も近しい相談相手だと言われます。ところが金融機関は融資や資金の回収の時など、中小企業経営者と利害が一致しないことも起こります。一方、私たち税理士は常に企業経営者に寄り添うことができるのです。
経営者の悩みは「業績を良くしたい」「利益を増やしたい」という純粋な経営数字に関することだけではありません。「海外進出したい」「IT化を推進して業務改善を図りたい」などの経営戦略に関わることから「従業員が定着しない」といった人の問題、企業経営を引き継ぐ「事業承継」までとても幅広いのです。とはいえ、これら全てを一人の税理士が対応するのは限界があるように思えます。税理士は労務の専門家でなければITの専門家でもないのです。
しかし、私たちには経営者の方々の相談になんとかしてお応えしたいという想いがあります。税理士の知識や能力の範囲を超えた相談をされた時、どのように対応するのかが中小企業経営者の相談相手として大きな課題なのです。
TOMA税理士法人の経営ビジョンは「100年企業創り」です。100年続く企業は一代の社長では不可能です。次の経営者に事業承継しなければなりませんし、従業員の働き甲斐のある職場を作らなければ、企業は長く続きません。さらに、これからの時代を勝ち抜くにはITを効果的に導入していくことも求められます。TOMA税理士法人は、こうした課題に柔軟に対応するため、他の有資格者つまり専門家と協業することを選択し、グループ会社として社会保険労務士法人・公認会計士共同事務所・行政書士法人などを設立し、体制を整えてきました。

TOMAの考えるワンストップ・サービス

一般的にワンストップ・サービスとは、複数のサービスを1カ所の窓口で受けられるようにして、お客様の手間を省くという意味で使われています。税理士業界でも他の専門家とコラボしてサービスを提供する事務所が増えており、解決したい課題が決まっている会社経営者にとっては便利な存在です。その一方で、1つの経営課題に対して、他分野の専門家同士の連携が希薄になることも多く見受けられます。
これらに留まらず、私たちTOMAが目指しているのは、1つの経営課題を複数分野の専門家が連携して多面的に分析し、複合的なコンサルティングを提供することです。
経営者の方々が望んでおられるのは、自分の会社を良くすることに尽きます。こうした「想い」に応えることこそが私たちの使命です。税理士に加えて、同じTOMAコンサルタンツグループに所属する社会保険労務士・公認会計士・行政書士・ITコンサルタント・経営コンサルタントなどでチームを編成します。そして経営課題を複数の異なる視点から洗い出し、そこから優先順位をつけて課題を解決していくのです。TOMAグループに複数の異なる分野の専門家が所属するメリットは、理念や想い、そして価値観を共有しているだけではありません。異なる組織に属する専門家のチームでは、「お客様にとって最善の方法」よりも「自分の所属する組織の都合」を時として優先せざるを得ないでしょう。しかしTOMAグループはひとつの組織なので、常に「お客様にとって最善の方法」で対応できるのです。

税理士としての成長

ワンストップ・コンサルティングは、税理士が単独で経験する経営指導と比較して、圧倒的に広い分野の課題解決に立ち会えます。そのため、税理士としてのスキルだけでなく人間的にも大きく成長できると思います。
ある会社の事業承継の例をあげてみましょう。その会社のオーナー社長から「数年後に息子に会社を引き継ぎたい」と相談がありました。この会社は株式を公開しておらず、数年後に予定している事業承継では出来る限り税負担を少なくしたいというものでした。税務的な観点だと「株式の評価額」を下げれば、株式の移転コストの負担を軽くできると思われます。税理士の仕事を「税務および税務コンサルティング」に限定してしまうとこの対策などで仕事は完結します。税務以外の課題を他の専門家に引き継げば仕事は完了です。
ところが、この事業承継の目的は、息子に譲り渡した後の会社の繁栄に他ならないのです。引き継がなければならないのは、単に株式や財産だけではなく、会社の将来です。ヒアリングを進めていくと、社長の「想い」や「経営理念」「社風」「価値観」などという無形の資産をいかに効果的に引き継ぐのか、従業員のやり甲斐をどうするのか、新たな人事制度を導入するにはどうすれば良いのか、業務の効率化をどのように進めていくのか、息子を後継者として育成していくためには、どれくらいの年月、どのような方法を取れば良いのかなどの課題が明らかになってきます。この段階で、経営者も気づいていない課題やまだ表面化していないリスクを見出すことも珍しくありません。このような課題を事前に発見し、対処することこそチーム・コンサルティングの真骨頂です。「100年企業創り」を目指すにはどう対処すれば良いかという視点から、これら個々の課題を複数分野の専門家と一緒に考え、解決していきます。
TOMAのワンストップ・コンサルティングでは、これら一連の課題解決を最初から最後まで当事者として経験できるのです。TOMAのオフィスには部門を仕切る壁がありません。各専門家が風通しよく仕事をするためです。また、社内のコミュニケーション・スペースでは、様々な分野の専門家が集まってミーティングをしています。これがTOMAでの日常の風景です。
この経験を通して、税のアドバイザーでありながら、経営の視点を持った税理士になれると信じています。達成感は想像以上です。あなたもぜひワンストップ・コンサルティングのメンバーとして、日本中に元気な100年企業を増やしていきましょう。

プロフィール

2003年入社。主に中小企業に対する節税および資金繰り対策の他、事業承継対策・M&Aなど経営全般に関するアドバイザーとして広く活躍中。また、豊富な経験を生かし、法人会・商工会議所などでの講演も多数行っている。2017年10月1日、TOMAコンサルタンツグループの代表に就任。

会社情報

TOMA税理士法人 TOMAコンサルタンツグループ株式会社
https://toma.co.jp/
設立
1982年12月
所在地
〒100-0005
東京都千代田区丸の内1-8-3
丸の内トラストタワー本館3階
Tel:03-6266-2555
代表者
グループ代表 市原 和洋(税理士)
従業員数
200名
事業所
シンガポール(アジア統括)、ロサンゼルス(アメリカ統括)
事業内容
税理士業務全般・経営コンサルティング、事業財産承継・資産運用コンサルティング、財務経営コンサルティング、人事労務コンサルティング、企業再生・財産活用コンサルティング、ITコンサルティングほか
経営理念
『明るく・楽しく・元気に・前向き』なTOMAコンサルタンツグループは、本物の一流専門家集団として社員・家族とお客様と共に成長・発展し 共に幸せになり 共に地球に貢献します
人財育成理念
社員・家族の幸せづくり優先がお客様の幸せづくりへの近道
ビジョン
日本一多くの100年企業を創り続け1000年続くコンサルティングファームになります