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THE PROFESSIONALS 税理士

税金って何ですか?

皆さんにとって「税金」とは身近な存在ですか?

『税金って何?』という質問に対して、まず最初に思いつくのは会社が払う法人税、給与にかかる所得税、遺産を相続したときにかかる相続税などではありませんか?「給与をまだもらってないから、税金なんて関係ない」なんて思っていませんか?

『税金』はとても身近な存在です。では、納税者は誰でしょうか?

日本では子どもが「お小遣い」をお店で使った瞬間から「納税者」になります。早ければ幼稚園児のときから納税者です。コンビニエンスストアで200円の飲み物やお菓子を買うと総額で216円支払っていますよね。追加の16円は消費税及び地方消費税(以下「消費税」)です。買い物をしたら、2018年3月現在8%の消費税が上乗せされた金額を支払わなければなりません。そうです、皆さんも、ずっと前から納税者だったのです!

スポーツ選手、芸能人、経営者、会社員、主婦などの個人はもちろん、歯医者さんから有名な大企業に至るまで税金を払っています。

そして、毎年税法は改正されます。その上、判例や通達なども加わりますから、多くの人たちにとって最新で正確な税務知識を持つことはほぼ不可能です。つまり、税金は本当に身近な存在であるにも関わらず縁遠い存在なのです。その税務のスペシャリストが私たち「税理士」です。

税理士は「お財布のお医者さん」

皆さんにとって、身近な税金のひとつは所得税です。所得税は、所得の種類と課税所得(利益)によって税金の額が決まります。税金の計算では、様々なルールが存在します。例えば、生計が同じ家族(扶養家族)がいると、一定の所得金額に税金をかけない制度「所得控除」がありますし、マイホームを買って住宅ローンを組んだ人には年末のローン残高に応じて所得税を減額できる制度「税額控除」があります。ところが、こうした税制上の優遇を受けるためには「申告書」の提出が必要です。この申告要件を知らないと税制上の優遇の適用を受けることができません。このような「知っている人が得をする制度」が税金の世界には数多く存在します。

税理士は、税金を払う全ての個人や法人の「お財布のお医者さん」だと思っています。この「財布」とは「生活(お金)」のことで、困ったときの唯一の相談相手が税理士だという意味です。クライアントには、親の財産を相続して多額の資産をお持ちの方も、100カ国以上の国に巨額な税金を払っている日本のグローバル企業もいます。こうした様々なクライアントに対して正しい診断を下し、正しい解決策を提案するのが私たち税理士の役割です。税理士の世界にも医師と同じように、権威の名医、町の名医もいれば、総合病院の特定分野の専門医もいます。大きな会社ほど高い専門性が要求され、小さな会社では総合性とフットワークが大切です。全ての税理士に共通するミッションは、クライアントの現状を正しく分析し、様々な選択肢の中から最良の解決策を提案して適正な申告納税を図ることにあります。以下が税理士のミッションです。

税理士の処方箋の一例を紹介しましょう。あるお寿司屋さんでは、8,000円で仕入れたマグロを調理してお客様に10,000円で販売しました。わかりやすくするために、この例では所得税だけを考えます。

売上高
10,000円
仕入れ
8,000円
利益
2,000円 ←所得税の課税対象

所得税は利益に対して課税されますから、2,000円が課税対象と考えますよね。でも税理士は、「一部を自宅で食べた(自家消費)のなら差し引いて申告する必要があります。ご自宅での消費はありませんか?」とアドバイスします。お寿司屋さんの自家消費の量を500円としたら、あるべき姿は以下の通りです。

売上高
10,000円
仕入れ
7,500円
利益
2,500円 ←所得税の課税対象

一見、損をしたように思うかも知れません。ところが利益を2,000円として申告した後、税務署から自家消費を差し引いて申告するよう指導されたら、どうでしょう? 利益500円分の納税だけでなく、延滞税つまりペナルティも課されてしまいます。誰でも「それなら早く教えて欲しかった」と感じるはずです。税務の仕事は地味で単調なイメージを抱いている方も多いと思いますが、実際はそうではありません。お客様の立場となって、想定外のペナルティから守る「転ばぬ先の杖」として解決策を提案するコンサルティングなのです。

税理士試験を受けてみませんか?

私が大学生の頃の憧れの仕事は「経営コンサルタント」でした。私は働きながらチャレンジできる「税務コンサルタント」つまり「税理士」を目指しました。大学4年間サッカーサークルに参加しながら、飲食店で週5日以上アルバイトをして学費や小遣いを稼ぎました。それでも在学中に1科目に合格できました。今の税理士法人に入社し、働きながら5年、残り科目に合格して税理士になりました。実はこの業界、働きながら勉強している人がほとんどです。大学4年生、卒業してからでも挑戦できる資格で、私の勤務している法人でも、入社してから資格取得を目指す方を全力で支援しています。税理士の魅力は何と言っても「お客様から感謝していただける仕事」であることです。「ありがとう」の一言で全ての苦労が報われます。報酬も安定していますし、定年もありません。

グローバル・タックス・プロフェッショナルのニーズは高まるばかり

「グローバル・タックス・プロフェッショナル」「グローバル・タックス・コンサルタント」という仕事をご存知ですか? 日本のグローバル企業に対して、グローバルな視点と最先端の国際税務知識をもってコンサルティングできる専門家のことです。

日本にこの専門家はどのくらいいると思いますか? 実は、大手税理士法人の専門家を合計しても200人程度しかいません。実際はもっと少ないかも知れません。これに対して日本のグローバル企業は何社あるのでしょう。上場企業だけでも3,000社、非上場を含めれば5,000社、10,000社といっても過言ではありません。そしてその数は飛躍的に増大しています。圧倒的に国際税務の専門家の数が不足しているのです。

日本のグローバル企業相手に活躍できるという達成感、そして日本を護るという使命感をもった、そんな税務専門家としての仲間が増えたら、こんなに嬉しいことはありません。私たちの活躍の場は飛躍的に拡大しています。皆さん、是非、一緒に働きましょう。

プロフィール

大学卒業後、2000年に大手会計事務所の税務部門に入所(現、大手税理士法人)。以降、大手上場企業、外資系企業、金融機関に対する法人税務アドバイザリー業務に従事。2006年 UK London事務所赴任を経て、2012年にパートナーに就任。税理士。