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THE PROFESSIONALS 公認会計士

大学生活を満喫しながらの合格

会計学のゼミを選択し公認会計士を志す

正直にお話すると私は中・高・大学と勉強に対してはさほど熱心なタイプではありませんでした。ですが、中学生のときに世界の動きと経済に関する論文を書いた際に感じた「数字を分析することの楽しさ」がいつまでも心に残っており、経済学部に進み、会計を学びたいという気持ちも次第に強くなっていきました。会計は世界の共通言語であり、かつ、文系の強みを活かせる学問だと思っていたため、その流れで会計学のゼミに入ることになったのですが、担当教授が公認会計士試験の試験委員だったということもあり、面接では「公認会計士を目指しています」とつい答えてしまいました。そして、有言実行、まずは日商簿記から学習を開始しました。

大学時代はゼミとアルバイトにも全力投球

TACに通い始めたのは大学3年生になってからでした。とは言うものの、外資系企業のインターンに参加するなど一般的な就職活動も並行して行っていました。所属ゼミではゼミ長も務めていましたし、1週間にステーキ屋と肉バルのアルバイトを兼務する日が3、4日ありました。キッチンでは、お客様がお肉を口にされる瞬間から「逆算」した火入れのタイミングを意識していたほどアルバイトにも全力で取り組んでいました。多くの公認会計士受験生は「受験専念型」ですが、私の場合、バランス良く大学生活を満喫していたと思います。
その反面、勉強時間は限られましたので、効果的・効率的な勉強方法を常に意識していました。たどり着いた結論として「TACのテキストを読み込むこと」に絞り込みました。なぜなら、公認会計士試験の過去問や予備校の全国模試は「テキスト」を見ながらやればすべて解くことができたからです。独自の勉強方法を貫いた結果、大学4年生の春に短答式試験に合格し、卒業した年の論文式試験に合格することができました。ただ闇雲にがんばるのではなく、合格するための勉強、合格するための時間の使い方が非常に大切だと思います。

目指すは金融部門のスペシャリスト

就職先はPwCあらた有限責任監査法人を選びました。学生時代に参加したPwCのオフィスツアーでお会いした採用担当パートナーの「人間力」に強く惹かれたことが決め手となりました。
監査は思っていたよりも「思考力」が求められる仕事。金融部門に配属となった私は「投資信託」「リート」「SPC」といった金融業界を中心に入社1年目からすべての勘定科目に携わることができています。早くから仕事を任せてもらえるため、プロジェクトマネジメント能力が鍛えられています。今後は公認会計士としての得意分野を確立して、自身の市場価値を高めていきたいです。

会社情報

PwCあらた有限責任監査法人
〒100-0004 
東京都千代田区大手町1-1-1 大手町パークビルディング
Tel 03-6212-6800(代表) 
https://www.pwc.com/jp/assurance/