成長機会に恵まれた環境で働く

10代の私は勉強やスポーツとは無縁で自由な毎日を送っていました。アパレルが好きだった私はデザイナーになりたいと思っていたので、大学進学も考えていませんでした。しかし、両親から大学進学を勧められ、大学へ進みました。当時、メンタリストが流行っていた影響から心理学を学べる人間社会学部を選んだ私ですが、最終的に就職がしやすい経営情報コースへ進みます。その時に出会ったゼミの先生から「日商簿記検定2級をとってみたら？」と言われ、就職に有利になると思い受験しました。実際に簿記を勉強してみると、素直に「おもしろい！」と思えて、勉強も順調に進められたことから、無事に合格することができました。

大学を卒業した私は予定通りアパレル業界へ就職しましたが、私との相性の問題もあり、他の選択肢を探すようになりました。そんな時、簿記の面白さを思い出し、会計業界への転身を考え始めました。そして、税理士と公認会計士の試験制度を比較して、短期決戦できる公認会計士試験に挑戦することを決断。会社を退職して、会計事務所やアパレルの現場でアルバイトをしながら受験に専念することに。試験は無事に一発合格を果たすことができました。

長らく大阪で暮らしていた私ですが、就職先は東京の大手監査法人にすると決めていました。上場企業の本社は東京に多いことと「人生に一度は東京で暮らしてみたい」と思っていたことが理由です。ＥＹ新日本有限責任監査法人（以下ＥＹ）を選んだ理由は、何といってもアットホームな社風が魅力的だったからです。「アパレル業界の監査をしてみたい」という希望も通り、第三事業部へ配属されました。入社後は、アパレルのみならず医薬品、化粧品業界の監査を担当。私が休日にプレイすることがあるアプリゲームをつくっている会社の監査チームにもアサインされています。EYは若手が成長できる環境があり、チャレンジしたいと手を挙げるとさまざまな業界の監査に携われるチャンスがあります。今後は専門性を高めながらチームをマネジメントしていける会計士になれればと思っています。公認会計士の業務領域はとても広く、成長機会が多い職業です。皆さんとＥＹでお会いできることを楽しみにしています。