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米国公認会計士のお仕事

〈 The Professionals Interview 〉

会社経営に極めて有益な知識ベンチャー起業の夢を実現

伊藤修一さん

伊藤修一さん  明治大学商学部産業経営学科卒業

大手コンサルティング会社への転職

大学を卒業して、ポーラ化粧品に入社しましたが、将来はベンチャービジネスを立ち上げようと思っていました。3年半勤務して日本流通技術研究所に転職、ベンチャーの立ち上げに必要な知識を得るにはコンサルティング会社での経験が役立つと思ったのです。この頃にBig 6*系のコンサルティング会社に転職を試みました。いやあ厳しかったですね。学歴か資格のどちらかを何とかしないとダメだと思いました。

大学院に進むことも考えましたが、米国公認会計士を目指すことに決めました。合格後、Arthur Andersen Business Consulting(現PwCアドバイザリー合同会社)に転職しました。

応募書類上のインパクト

合格前と合格後で変わったことは、履歴書や職務経歴書に「米国公認会計士試験合格」の文字があるかないかだけです。しかし、本当に効果がありました。何の説明もいらない。もちろん知識はついているのですが、知識の量を文章で表現することは簡単ではありません。資格の最大の効果のひとつは、知識の量を簡単に表現できることです。米国公認会計士試験では、知識だけでなく英語力があることも主張してくれるのです。

ベンチャービジネス起業

2年間働いて、株式会社サイバーブレインズを立ち上げました。資金調達のために、オリックス・キャピタルなどのベンチャー・キャピタルやサイバーエージェントなどにプレゼンしました。特に緊張したのは、SBIの北尾さんにプレゼンしたときですね(笑)。一般論ですが、ベンチャーを立ち上げようとする人たちのほとんどは会計の知識がない。私は米国公認会計士の勉強をしたおかげで、ベンチャー・キャピタルの人よりも知識がありました。特に米国会計は時代の最先端でしたから、日本でまだ制度化されていないことの知識もあったのです。事業計画を立てるにもコンサルタントの力を借りることなく作ることができました。おまけに会社組織をつくりあげるためのベース、たとえば内部統制の知識まであるんです。さらにはビジネスレベルの英語力です。グローバル・ビジネスの必須条件のひとつは英語力です。株式会社GESは、海外の留学生を日本の大学に受け入れるための会社です。中国からビジネスを始めましたが、今後は東南アジアへの展開も計画しています。私は、CPAの独占業務の監査には就いたことがありません。しかしこの勉強を通じて得た知識は会社の経営に極めて有益だと断言できますね。

伊藤 修一さん

福岡県出身。明治大学商学部産業経営学科卒業 ポーラ化粧品、アーサーアンダーセンを経て、2000年に株式会社サイバーブレインズ(現:楽天リサーチ株式会社)を設立、代表取締役に就任。2006年メディカル・コミュニケーション株式会社を設立、取締役会長(現職)に就任。2009年メタル・アンドテクノロジー株式会社を設立、代表取締役に就任。株式会社GES取締役(現職)、NPO法人日中留学推進機構理事(現職)、株式会社シェアードワン代表取締役(現職)。

*Big 6:世界的な大手Accounting Firm。現在のBig4(Deloitte Touche, Ernst & Young, KPMG, PricewaterhouseCoopers
(当時はPrice WaterhouseとCoopers & Lybrand)にArthur Andersenを加えた6社。

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